アパートの2階に拝殿? 夫婦木神社

路地のような参道を進み、アパートの外階段のような場所を登る、そこに現れるのが拝殿。
そんな特殊な構造を持つ珍しい神社が夫婦木神社です。

鎮座する土地も意外性に満ちた場所です。
山手線の新大久保駅から大久保通りを東に進み、狭い路地に入った先です。
新宿区の大久保で、この周辺は完全な住宅街になっています。大久保通りが東西に貫き、その道路に向かって南北に延びる道はほとんどが路地で、狭く、猥雑した街並みを形成しています。
昔から居住する人たちだけでなく、場所柄から小さなアパートに世界のあらゆる人種が住んでいます。

日本でも特殊な地域といえる大久保の住宅街に、夫婦木神社は埋もれるような形で鎮座しているのです。

それでも参拝者の姿は決して少なくありません。
また、神社の名称からして、結婚式にふさわしいことは間違いないでしょう。
爾来縁結び、子授け、安産、和合、子孫繁栄、延命長寿等ご利益の高い神社と称えられ、またこの夫婦木神社の御祭神をホテルや結婚式場の神殿に奉斎し、神殿結婚式をしていたりするようです。

この神社は淡路島に鎮座する伊邪那岐大神、伊邪那美大神の分霊を奉願したことが始まりです。
「霊気満ち足りたこの地を御座所と占い定めて奉斎」したというので、この場所に鎮座しているということでした。
新宿の大久保周辺が「霊気満ち足りたこの地」というのは、正直言って何とも不思議な感じを抱きます。しかしこの街は国際都市ともいえる地域でありながら、昔ながらの日本家屋が立ち並び、狭い路地が集まる独特の空気が漂っているのかもしれません。神様の世界の話なので、そういうものなのかもしれません。

東京都新宿区大久保2丁目27−18

オットー・ヤーパン

投稿者プロフィール

ヌミノーゼ巡礼管理人兼巡礼者。
弘法大師入唐求法1200年を契機として、世界各国の様々な聖地に赴き、そこでのヌミノーゼ体験によりこのページを開設。

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