フランスのルルドの泉を再現! 下北沢カトリック教会

1858年2月11日、フランスのルルド村の少女・ベルナデッタ・スビルー(ベルナデット・当時14歳)が郊外のマッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしているとき、聖母マリアが出現しました。

ベルナデッタは目の前に現れた若い婦人を聖母とは思っていませんでした。しかし、この婦人の出現の噂が広まるにつれ、周囲の人たちからはその姿かたちから聖母であると囁かれ始めるようになりました。

聖母はベルナデットに「泉に行って水を飲んで顔を洗いなさい」と言いました。

しかしその周囲には水が無く、仕方なく近くの川へ行こうとしたところ、聖母が洞窟の岩の下の方へ行くように指差しました。
そこは泥水が少し湧いている場所でしたが、次第にそれは清水になって飲めるようになりました。

これがルルドの泉の始まりです。のちにその泉の水は病を癒やすと評判になっていきました。

このフランスのルルドの泉を再現したような場所が日本にあります。
しかも意外な場所です。

東京の世田谷区、喧噪の下北沢の街中に隣接する場所です。
ここに足を踏み入れるだけで異空間にさまよい込んだ気分になります。何ともいえない荘厳さです。

下北沢のスズナリ劇場の裏側に位置します。
スズナリ劇場といえば、小劇場演劇専用の劇場で、本多一夫の意志により、自宅近くのアパート「すずなり荘」の2階部分を改築することで、自身が主催する俳優養成所「本多スタジオ」の稽古場として誕生しました。本多劇場グループ系列で最初の劇場になります。
現在、下北沢が「演劇の街」とも呼ばれていますが、その起源となったのが、この歴史的なスズナリ劇場です。

そんな劇場のまさに裏手にカトリック教会があります。

道路側から見ると、どこにでもある教会のようです。ここを通りかかっただけではルルドの泉があるとは思えません。
しかし、教会の横から坂を上り、裏庭に出ると別世界へいきなり突入することになります。

再現されたルルドの泉ですが、実は洞窟に泉はありません。
それでも下北沢に突然現れたこの空間は、わざわざ見に行くだけの価値があります。
再現された空間とはいえ、聖なるものに触れる感覚に変わりはありません。まさにヌミノーゼ巡礼です。

東京都世田谷区北沢1-45-12

オットー・ヤーパン

投稿者プロフィール

ヌミノーゼ巡礼管理人兼巡礼者。
弘法大師入唐求法1200年を契機として、世界各国の様々な聖地に赴き、そこでのヌミノーゼ体験によりこのページを開設。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。